冬休み中に見直したい、生活リズムを整える3つの基本
冬休みや年末年始のイベントが続く季節は、大人に合わせて夜まで出歩いたり朝起きるのが遅くなったりと、生活リズムが乱れがち。
お休みが続くこの期間こそ、生活リズムを整える3つの基本を見直してみましょう。
食事の基本
食事は3食しっかりと、というのは誰もが知っている生活の基本ですが、大人になるとこれをきちんと実践出来ていない方もいるかもしれません。
しかし子どもにとって食事は発育期の身体を作るとても重要なものです。
バタバタする朝の時間に朝食を抜きがちな大人に合わせて、子どももきちんとした食事をとれないケースなどには要注意。
朝食を食べることで子どもの身体は、新しい一日がはじまることを実感し活動していくようになります。
好き嫌いが多く食べてくれないからと補食におやつを食べ過ぎると、それでお腹が一杯になってしまい肝心の食事の時間にお腹がすかず結局食べないという悪循環が起こることも。
「食事が基本」を前提に、おやつの量を調整していきましょう。
睡眠の基本
睡眠は人間にとって身体を休めて新しい細胞を作り出す大切な時間。
特に発育期の子どもにとって成長ホルモンが多く出る22時からの時間帯は遅くとも眠っていたいものです。
朝起きるのが遅いと、夜眠る時間が遅くなるのは当然のこと。
外が暗くなったら眠り、朝日を浴びて起きるというのを小さい頃からの習慣にしておくと、身体が自然と夜に眠くなる生活リズムというものがついていきます。
休日などは大人の都合で夜遅い時間に出歩くことが増えがちですが、もし寝るのが遅くなってしまったという日でも、翌朝はいつもと同じ時間に起きることでいつも通りの生活リズムを取り戻すことが出来ます。
遊びの基本
子どもにとって、遊びは身体と心の両方の成長に大切な役割を果たしています。
ひとつひとつの遊びから、集中力や想像力、協調性や思いやりなどが育まれ、考える力などを学んでいきます。
身体をつかって外で遊ぶことで基礎体力をつけ、また沢山動いた後には自然とお腹がすき、夜もしっかりと眠れるようになっていきます。
家の周りを一周お散歩するだけ、または少しの時間公園に立ち寄るだけでも子どもにとっては様々な発見があるものです。
雨でお出かけが出来ないという日には、”こんなことを考え身につけて欲しいな”と思うものを室内で一緒に遊んでみると良いでしょう。
生活リズムを整える3つの基本
子どもの生活リズムは、食事・睡眠・遊びの3つが関わり合い作られていきます。
規則的な生活あってこそ、大人も子どもも心地よく朗らかな毎日が過ごせるもの。
リズムが乱れがちな季節こそ、“当たり前のこと”を、きちんと実践していきましょう。