新学期には本が増える?!”進んで手に取りたくなる”子ども向け本棚の選び方
春は新生活が始まる人も多く、新しい本が増える季節。習い事を新たにはじめる家庭も多く、お気に入りの絵本や図鑑が増えるというケースもよく聞きます。
しかし、増え続ける本たちの収納に困っている!というご家庭も多いのではないでしょうか。
子ども向け本棚は、ただ片付けられればいいというわけではありません。
取り出しやすさや見やすさで、子どもが本を手に取るかどうかが変わるかも?!
今回は子ども向け本棚を選ぶときに意識したいポイントをご紹介します。
絵本は「表紙」が見えるように!
子どもの本棚と大人向けの本棚の選び方で、特に大きな違いが出るのは絵本の収納についてです。
まだ文字が読めない小さな子の場合、大人のように背表紙が並ぶだけではそれがどんな本なのか分かりません。
絵本は表紙の絵にその物語にはどんな楽しいことが詰まっているか想像が膨らむようなきっかけが描かれ、すでにその世界が始まっています。
表紙が見えることで子どもが自分から手に取りめくったり、読み聞かせをして欲しいと持ってきやすくなるため、本を横に並べられる本棚を選ぶのがオススメです。
子どもの目線に合わせた高さのものを
絵本の表紙が見える本棚という点からいうと「子どもの目線の高さに本がある」というのも重要なポイントとなります。
大人用の本棚は縦に長くスペースを活かせるものもありますが、子ども本人が本を手に取るようにするには、自分の目線より下の高さに本の表紙が来るような高さがオススメです。
絵本をよく読む就学前のお子さんであれば、高さは約70cmほどを目安にして選ぶのが良いでしょう。
子ども部屋には多機能ラックタイプがおすすめ
表紙が見えるように絵本を配置すると、実際に収納出来る本の数が減ってしまうのは否めません。
その場合には、月齢や興味にあった絵本を一番手に取りやすい部分に置いておくこと。
そして赤ちゃん絵本や音が出る絵本など、普段はあまり使わないものは背表紙が見えるように入れておける併用ラックを選ぶと収納出来る本の数が変わります。
おもちゃ箱と一緒になった多機能ラックであれば、子ども部屋に置くことで遊びの延長で本を手に取る機会が増え、片付けもスムーズになりますよ。
小さなお子さん向けに気をつけたいこと
子ども用本棚を選ぶとき、特に小さなお子さんに気をつけたいのが”つかまり立ち”による転倒の可能性です。
約70cmほどの高さのラックは、子どもが手をかけて立ち上がるのにもぴったりのサイズ。
沢山の本やおもちゃが収納された重い本棚が、子どもの体重で倒れてしまう可能性は少なくありません。
足元にキャスターがついているものは掃除もしやすくママにも嬉しいタイプですが、小さいお子さんがいる場合には、こうしたケースや地震などに備えた転倒防止シートが貼ってあるかもチェックしておくと安心でしょう。
いかがでしたか?
新しい本棚に本を並べたら、大人も子どももワクワクするはず。子ども自身が本を手に取る環境を作ってあげることで、沢山の世界が見られると良いですね。