【教育】自主的に宿題に取り組む子になる!未就学児からできる環境づくりとは
小学校に入学すると、一年生から宿題が始まります。
慣れない学校生活で疲れて帰宅してからの勉強は、はじめはペースが掴めず大変なもの。入学後、毎日宿題をやらせるのが大変!といった声もよく聞きます。
スムーズに取り組めるような毎日を過ごすため、幼稚園・保育園時代からできる環境づくりとは?
1日のスケジュールの中に机に向かう習慣を組み込む
小学生になってからは学校にいる時間も含め、机に向かう時間が格段と長くなります。
このため未就学児の頃から「机に向かう」という時間を1日の中で毎日少しでも経験しておくことで、苦手意識を減らしていきます。
未就学児の時には、必ずしも勉強である必要はありません。まずはお絵かきをしてみたり、粘土や工作などでも構いません。
はじめは机を前にして落ち着いて座れるようになることが大切です。
小学校入学後の習慣を作るには年長さんの秋〜冬ごろにははじめていたいですが、2〜3歳の頃から机に向かう経験は重ねていくことでさらに
徐々に運筆などのドリルをはじめてみたり、数字やひらがなを書く練習をしていくことで、小学校に入ってからの勉強の先取りも行えるでしょう。
「おやつを食べたら」「夕飯のあと」など時間をルール化する
「毎日机に向かおうね」「お絵かきしてみよう」とただ伝えても、他の遊びがしたかったり、テレビを見てしまったりとなかなかうまくいかないことも。
習慣化のためには、「おやつ食べたらお絵かきの時間だよ」「お夕飯のあとはドリルをやってみようね」と毎日同じ時間に組み込んでいくのがおすすめです。
机に向かう内容は毎日違っていても、時間帯を揃えることでリズムがついていきます。
親子で話し合いこれをルール化していくことで、小学校に入ってからも引き続きその時間に宿題に取り組むことができるようになっていきます。
時間になると自ら宿題を持ってきてはじめるようになるかもしれません。
ママやパパと一緒に机に向かってみる
なかなか集中ができない子や、すぐに飽きてしまう子は、ママやパパが隣に座って一緒に取り組んであげましょう。
ひとりで机に向かってやってみてね、と急に言われても他のものに興味を持ってしまったり、つまらなくなって立ち歩いたりしてしまうのは当然です。
大人が隣について”一緒に”取り組んでいくことでだんだんとしっかりと座っていられるようになっていきます。
大切なのは親子で遊んでいる感覚で、楽しみながらやってみること。机に向かうのは5分や10分と短い時間からで構いません。
内容がドリルや宿題に切り替わってもはじめのうちは一緒に座って取り組んでいくことで、子どももフラフラせずに机に向かうことができるはずです。
小学生になってから、毎日の宿題の壁にぶつかるケースは多いものです。
未就学児の時から少しずつ机に向かう時間を習慣化していくことで、自主的かつスムーズに取り組める子になっていくと良いですね。